Amazon Kindleの電子書籍コミック、「まんがで読破シリーズ Kindle版」各巻が48円からの特価。電子書籍なので送料も不要。膨大な長さや難しさから、独力で読破するのは厳しい世界的名著をまんが化することでとりかかりやすくしたシリーズ。漫画をきっかけに概要を掴むことができ、さらに原典にあたることで血肉となり教養も広がりそう。
■資本論(マルクス)
資本主義がどのように利益を生み、労働者から搾取するのかを理論的に解き明かした経済学の古典。文庫で9冊ほどの分量があり、中身も数式や抽象的な議論が続くため、難解さはトップクラス。「蟹工船」と合わせて読みたい本。
■罪と罰(ドストエフスキー)
貧しい元大学生ラスコーリニコフが「選ばれた人間は社会のために罪を犯してもよい」という独自の理論のもと、強欲な金貸しの老婆を殺害する。犯行後は罪の意識と追及してくる予審判事との心理戦に追い詰められていき、娼婦ソーニャとの出会いが彼を変えていく。文庫で上下2〜3冊の長編で、ロシア人名の愛称が次々に変わるため登場人物を追うだけでも一苦労。漫画ならその壁を越えやすく、同じ作者の「カラマーゾフの兄弟」に進む足がかりに。
■純粋理性批判(カント)
人間は何をどこまで認識できるのかを突き詰めた、近代哲学の最重要書のひとつ。独特の用語が次々に出てくるため、哲学科の学生でも手こずることで知られる。漫画で概要をつかんでから解説書に進むのが現実的なルート。