サンワサプライさんからワットチェッカー TAP-TST5をレビューする機会をいただいたので、写真つきでご紹介したい。
ワットチェッカーとは、コンセントと電化製品の間に入れるだけで、だれでも簡単・便利に電化製品の消費電力などを測定できる検電器。類似商品にエコワットなどの簡易電力量表示機とは、機能はもちろん、精度も段違いとなる測定器だ。エコワットにはできないリアルタイムの消費電力や待機電力の測定も可能となっている。
サンワサプライさんからワットチェッカー TAP-TST5をレビューする機会をいただいたので、写真つきでご紹介したい。
これがパッケージ。ブリスターパックは商品が見える利点はあるのだが、どうしても安っぽい印象を受けてしまう。使わない時に箱に入れて戻しておける、測定器らしいパッケージにしてほしいところ。
説明書はパッケージ裏側とペラ一枚。内容はカブっており、そんなに書くことがないのかも知れないが、ちょっぴり味気ない。レビューさせてもらって文句言うのもどうかと思うが、これが正直な感想。
本体前面。5種類の表示切替ボタンがあり、電圧(V)、電流(A)、消費電力(W)、皮相電力(VA)、周波数(Hz)、力率(PF)、積算電力量(kWh)、積算時間(h)の測定と表示が可能。下部コンセントに測定したい電気器具を繋いで使用する。
本体裏面。プラグが突出しており、これを壁のコンセントなどに接続する。もちろんPSEマークつき。ただ、2口以上のコンセントで使用する場合、構造上どうしても他のコンセントと干渉してしまうのがマイナスポイント。ちょっとした延長コードがあれば解決できるのだが…
壁のコンセントに接続したままでは撮影が困難なので、マルチタップを机に固定して接続してみた。さっそく電圧表示がなされ、100.4Vと表示される。電圧は他で使用している電気器具なども影響し、±2%くらいで前後するようだ。
Hzボタンを押すと、電源周波数が表示される。関東なら50Hz、関西なら60Hzで、最近はヘルツフリーの製品も多いので意識する機会も少ない気がする。かつては電灯線につなぐタイプの置時計があったくらい、電源周波数は精確なものらしい。49.9Hzと表示されているのは、この機器の誤差(2%)と思われる。
コクヨのシュレッダーを接続し、Ampボタンを押して電流を見てみる。0.01〜0.02Aと表示され、微弱ながらも電流が流れている。シュレッダーを見てみると電源LEDが点灯しており、これがわずかながらも電気を消費していることがわかる。
シュレッダーに紙を喰わせてみる。モーター音と共に紙が裁断されてゆく。消費電流は1.61A。モーターにトルクを与えるために、大きな電流が流れている。
実際の電気機器の消費電力はWattボタンを押下することで表示される。消費電力106W。カタログに表示されている値は平均値であったりすることが多く、実際の数字はこうして動かしてみないとわからないものが多い。実際の数値は変動しており、1秒ごとに更新される。

VAボタンで皮相電力、PFボタンで力率が表示される。これらの積が電力となる。管理人も良く解ってなかったので、詳しい説明はこちらのページに譲る。
上の皮相電力・力率は管理人のDELL Dimension 4700C(Pentium4 2.8GHz)の起動時のもの。計算上では113.24Wになるが、数値は刻々と変わっているため、タイミング的なものか誤差と思われる。
PCが立ち上がり、安定した段階での消費電力。ピーク時と比較すると、40%強も少なくなった。こうした実際の利用シーンに応じた消費電力は、カタログで読み取ることは困難だろう。ちなみに67Wでも積算電力量(後述)は一ヶ月で48.24kWh、一年で586.92kWhになる。PCを常時つけっぱなしにしている人は、かかっているコストを計算するとゾッとするのではないだろうか。
実際に消費した電力量を数値化したものが、電気料金の請求書でおなじみの積算電力量(kWh)だ。KWHボタン押下で表示される。数字は電気ストーブ(800W)を一時間ちょっと点けていた時のもの。この数値に電気会社が公表している単価を掛けることで、その機器で使用した電気料金を求められる。東京電力の家庭用従量電灯料金は使用量に応じた3段階料金になっており、仮に第2段階の単価21円04銭を消費電力量0.86kWhで掛けると、18円09銭と割り出せる。これを一日3時間強、月あたり90時間強使用すると1628円といったように、実際に使った実績から電気料金を見積もることができる。
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